赤髪の将軍と反逆の王
栄峰は母親が蔡王の恩情を拒み、自死したことから王の血をひきながらも反逆者と差別され生きてきた。:下働きとして軍学校にいた栄峰を軍に誘ったのは王を護る一族・李家の次期当主周青。:蔡国驃騎将軍として戦場を駆け回る周青の補佐官になった栄峰。夜は恋人同士として周囲にバレぬよう支え続けてきた。:差別されても周青と共にいることが栄峰の幸せだった。:ある時身勝手な理由から小さな罪でも国民を処刑することを宣言した王に対し、不信感を募らせる栄峰。:「この王政は間違っている」そう感じた栄峰は周青に相談するも「王には従わなければならない」と言われてしまう。:周青の考えと自分の考えに悩む栄峰の元に「王の息子」だと知る人物が現れ…