愛罪
咲良と和真そして健示は同じ施設で育った幼なじみ。しだいに咲良は和真に惹かれ、二人は付き合うようになるが、ある雨の夜に和真が失踪してしまう。その後、咲良は大学へ進学、健示と付き合うようになるが、心の奥底では元カレ・和真を忘れきれずにいた。健示とキスをしても、セックスをしても思い出すのは和真との行為――…。そんなある日、咲良は和真と運命の再会を果たす。しかし再会した和真は自らを星来と名乗り、自分は和真ではなく咲良のことも知らないという。星来に否定されながらも、星の形の痣によって星来が和真であると確信した咲良は、なんとか自分の存在を思い出してもらおうとするのだが…。