ぜんぶおとうとに教えられました
「今夜だけでいい、最後まで遥くんに教えてほしい」:地味メガネの私・相模陽菜はずっと女子校育ちでキスもまだだった処女。:7年ぶりに再会した義弟・遥くんが、男性に免疫のない私のために“レッスン”を提案してくれた。それから毎晩、最後の一線を越えないものの、彼と肌を触れ合わせている。抱きしめてくれる彼の腕の強さ、私を呼ぶやさしい声、欲情をはらんだまなざし…私はいつしか遥くんに恋をしてしまった。:だけど、この恋はヒミツ。:彼は、私のことを“キョウダイ”としかみてないからーー。